今回は海の危険生物ハブクラゲについてサラッと勉強していきましょう。
沖縄観光をよりよい思い出にするため、
大切な人を守るためにも、正しい知識を学んでいきましょう。
ハブクラゲに注意
前回、ハブの危険についてお話しましたが、
実はこの『ハブクラゲ』もかなり危険です。
ハブクラゲは一年の内、
6月はじめ頃から人体へ影響を及ぼす大きさに急激に成長し、
この時期、海水浴やマリンレジャー等で海を利用する人へ刺症被害をもたらしています。
ハブクラゲに刺されると、
一瞬にして激痛がはしり、触手が絡みついた部位はミミズ腫れになります。
その後、6時間ほどで水疱が形成され、
およそ12時間後には細胞組織の壊死を引き起こします。
重傷の場合、ショック症状を起こし呼吸停止、心肺停止になってしまいます。
ハブクラゲ被害をふせぐには?
- 海水浴をする場合には、ハブクラゲ防止ネットの内側で泳ぐようにしましょう。
- 遊泳時には、できるだけ肌の露出を控えましょう。
- 海に行く時には、お酢(食酢)を持参しましょう。
ハブクラゲに刺されてしまったら?
- 海から上がり、激しい動きをせず、近くにいる人に助けを求めましょう。
- 刺された部分はこすらずに、お酢をたっぷりかけ触手を取り除き、氷や冷水で冷やしましょう。
- 心肺停止になってしまった場合は、心肺蘇生法を行いましょう。
- 応急処置がすんだら、すぐに病院に行きましょう。
以上です。
ハブクラゲは半透明な体をしているため、海面から確認することができません。
どうしても
ハブクラゲ防止ネットの外側に行かなければならない場合(サーフィン等)は
最善の注意を払うように心がけましょう。