沖縄観光に行く前に、注意しておきたい事があります。
夜でも昼でもむやみに草むらに近寄ってはいけません。
みなさんご存知の『ハブ』に遭遇してしまう可能性があります。
ハブに要注意!!
1999年以降、医療の発展により、ハブの咬傷被害により亡くなる方はいなくなりましたが、
ハブは筋肉や血管をこわす強い毒を持っているので、
一ヶ月ほど入院する重症になるケースが年間に数件報告されています。
せっかく楽しいはずの沖縄観光も
ハブに咬まれて入院…となっては元も子もありません。
大切な人を守るためにも、ここでハブについてサラッと勉強していきましょう^^b
ハブはどこにいる?
山や野原、公園など、基本的にどこにでもいますが、
ハブの生息場所で代表的なのは、沖縄ではよく見かける『サトウキビ畑』です。
ハブは夜行性ですが、昼でもむやみにサトウキビ畑に足を踏み入れるのはやめときましょう。
また、
夏になるとハブの活動が盛んになるため、田舎のほうでは
車道にハブがいたりします。
山道をドライブ中、近くにコンビニが無いからといって、道路脇で用を足すのは危険です。
ハブに遭遇してしまったら?
逃げるが勝ちです。
変な好奇心で近寄らないでくださいね。
ホントに危険ですので^^;
万が一、ハブに咬まれたら
1、まず落ち着いて、ハブかどうか確かめます。
ヘビの種類が分からなくても、ハブは牙のあとが普通2本あります。(3、4本の場合もある)
数分で腫れてきて、すごく傷む場合はハブの可能性大です。
2、ハブだとわかったら、大声で助けを呼びます。(救急に電話も)
走ると毒の回りが早くなってしまうので、車で病院に行くか、ゆっっくり歩いて行きましょう。
3、傷口から、血と一緒に毒を吸い出します。
専用の吸引器を持ってない場合は、口で吸い出します。
口の中にキズがある場合、軽い炎症を起こすこともありますが心配いりません。
また、毒を飲み込んでしまっても胃の中で分解されるので害はありません。
心配性な方にはいざと言う時にこんな変わったアイテムもあります。
人気のいないところに観光に行くなら持ってて損はないと思いますよ^^
4.病院まで時間がかかる時は、指が一本通る程度にゆるく縛ります。
血の流れを減らす程度に縛ります。
強く縛ってしまうと血流が止まり、逆効果になることがあります。
15分に一回はゆるめましょう。
まめ知識
夏の夜、
サトウキビ畑に足を踏み入れるツワモノ達がいます。
ペンライトを片手にサトウキビ畑を歩き回る彼ら…
実はタクシードライバーなんです。(昼は)
…ハブって掴まえると、市が買い取ってくれるんですね^^
何故かタクシードライバーさんに人気の副業です(笑)
沖縄でタクシーを利用する際に、
トランクの中に見慣れない道具があったなら、それは
ハブを捕まえる道具かもしれません^^
※素人は危険ですので、やっちゃダメですよ〜(笑)